【働き方改革】

新聞やテレビ、Ｗｅｂニュースなどで良く目にするキーワードが、「働き方改革」ですね。

政府が力をいれたり、オリンピックが間近という外部要因もあり、企業でも少しづつ改革が始まっているので、「我が社でもやるか」という会社が増えてきています。

しかし、その働き方改革を阻害しているのが、「昭和的価値観」です。

「昭和的価値観」とは、

会社員全員が同じ行動を強制するという事をまず変えなければ、いくら現在流行りの「ITツール」などを導入したとしても、本質が変わらないければ、結局元の状態に戻ります。

全員が同じ時刻に出勤し、何にも決まらない会議に出席し、自分の意見も言えず、指示されたルーチンワークを繰り返す事になります。

朝のラッシュアワーでもみくちゃにされ、出勤時から既に疲れています。これじゃー仕事の能率も下がるのは当たり前です。会議も何も決まらず、報告だけです。そんなものは、メールで済む話です。斬新な改善提案など出てくる訳がないのです。今はZOOMやLine＠、スマホもあります。家で会議も出来るし、情報も共有できます。

かなり前に楽天が社内の言語を英語にしました。アメリカは上下関係はありません。能力があるかどうかだけで判断されます。たとえ上司でも名前で呼び合います。

【働き方改革】はいいのですが、本当は働かせ改革、つまり、社員がではなく、会社の体制が本質的に変わらなければ、真の改革にならないと思います。